M3ドライバーのウェイト調整機能、Yトラックを徹底解説!
テーラーメイドから発売されているM3ドライバー。同時に発売されているM4ドライバーは2018年のNo.1ヒットモデルですが、M4ドライバーにない機能がM3には搭載されています。
本記事では、M3にだけ搭載されている重心調整機能のYトラックを取り上げます。
M3のYトラックとは!?
Yトラックは、ソール背面にY字型のレールと、そのレールを移動できる2つのウェイトからなります。
出典:https://www.taylormadegolf.jp/m3m4driver_jp.html
従来までのM1ドライバーでは、縦(浅深)と横(ドロー・フェード)でレールそのものが分離していました。
2018年モデルとなるM3では、一つのレール上で調整することができます。
フェード・ドロー、高低の弾道調整が自由自在!?
従来までの縦・横の独立型の方が、右・左・前・後と直感的だったかもしれませんが、Yトラックは2つを前、後、右、左に寄せることができるので、筆者としてはこちらの方が直感的で楽しさを感じます。
Yトラックの代表的な重心設定例
フェード、ドロー、低打ち出し、高打ち出しといった代表的な設定は下記の通りとなります。
M3のYトラックで重心調整して試打した結果
さて、重心調整による弾道の変化ですが、ドロー、フェード、低打ち出しなど、実際に設定して打ってみた弾道を見てみましょう。
ドローもフェードも見事に弾道に反映されています。
驚くべきは低打ち出しです。低く強くライナー性の空気を切り裂くような弾道でズキュュュュュュューンと飛んでいきます。
M3のYトラックで重心調整による打音の違い
こちらはM3の別の記事でも紹介しましたが、ウェイト調整を変更すると音の響き方も変わるだろう、ということで、様々なウェイト調整を行った状態での打音を記録したものです。
打音が重要・興味があるという方は上記動画を目と耳で確認してみてください。なかなか貴重な情報です。
M3ドライバーの詳細解説についは下記をご覧ください。
その他のMシリーズドライバーについては、こちらをご覧ください。