シニアにおすすめ!Mグローレドライバーとゼクシオ10ドライバーの比較
2018年のドライバー市場は、かなり充実した商品ラインナップです。特に、新しいテクノロジーやメカニズムが搭載され、ワクワクさせてくれるモデルが次々と出てきました。
その中でもシニア向けとして注目のドライバー2本について、違いや特徴について取り上げてみます。
※コスパの調査分析結果を2019年2月5日に追記
- 2018年のシニアが注目のドライバーは、Mグローレとゼクシオ10だ!
- Mグローレとゼクシオ10ドライバーのヘッド重量
- Mグローレとゼクシオ10ドライバーの飛びのメカニズムの違い
- Mグローレとゼクシオ10ドライバーのシャフト
- 調整機能は双方とも搭載されていない
- Mグローレドライバーとゼクシオ10ドライバーのコスパはどちらが良い?
- ロフトバリエーション
2018年のシニアが注目のドライバーは、Mグローレとゼクシオ10だ!
2018年モデルは、実に様々なモデルが市場に投入されました。代表的なところで、テーラーメイドのMシリーズ、キャロウェイのROGUE、ダンロップのゼクシオ10、タイトリストのTSなどなど。
中でもシニアに注目のモデルは、Mグローレドライバーとゼクシオ10ドライバーです。
Mグローレとゼクシオ10ドライバーのヘッド重量
Mグローレとゼクシオドライバーの共通点の一つが、軽量クラブである点です。
シャフトはフレックスにより重さが変わってきますので、Rに統一して比較してみましょう。
・Mグローレドライバー(フレックスR):273g
・ゼクシオ10ドライバー(フレックスR):270g
ゼクシオではクラウンも薄肉化が進められ、ヘッド全体の軽量化が徹底されています。
出典:https://golf.dunlop.co.jp/newsrelease/2017/s149.html
ちなみに、もう一つシニアに人気のinpres UD+2ドライバー 2019年モデルは、フレックスRで279gで、こちらも軽量な部類に入ります。
Mグローレとゼクシオ10ドライバーの飛びのメカニズムの違い
双方ともに軽量クラブということで、ヘッドスピードが速くないゴルファー向けに開発されていることが分かります。飛びのメカニズムについては、どういう違いがあるか見ていきましょう。
Mグローレはツイストフェース、ハンマーヘッドで飛ばす!
MグローレはMシリーズですから、話題のツイストフェースとハンマーヘッドは搭載されています。概要を説明しますと、ツイストフェースにより、打点がばらついても弾道が戻ってきます。そして、ハンマーヘッドにより反発力が高められています。
※詳しくは下記の解説をご覧ください。
ゼクシオ10は芯食いで飛ばす
ゼクシオ10はシャフトの改善によりスイングが力まず、打点のブレが抑えられます。そして、高反発エリアが34%も拡大していますので、この両者により芯を捉える効果が強まり、大きく飛ばせます。
※詳しくは下記の解説をご覧ください。
Mグローレとゼクシオ10ドライバーのシャフト
標準シャフトの長さは、ゼクシオ10ドライバーが45.75インチ、Mグローレドライバーが46インチと0.25インチの差です。つまり差は約6.4mmで、小指の爪半分ぐらいでしょう。
・ゼクシオ10ドライバー:45.75インチ
・Mグローレドライバー:46インチ
調子はゼクシオ10ドライバーが中、Mグローレドライバーが先中です。
ゼクシオは9でシャフトをしならせてコックの開放を遅らせる仕組みが採用されていますので、元よりの調子かと思ってましたが、意外にもMグローレの方が手元よりです。
調整機能は双方とも搭載されていない
ゼクシオに重心やロフト・ライの調整機能が無いのはご存知の方も多いと思います。ゼクシオ10でも搭載されませんでした。
つまりは、ユーザー層がはっきり絞られていて、オートマチックにクラブが働いてくれると解釈できます。
Mグローレの方はホーゼルがすっきりしています。これは軽量化のために調整機能が搭載できなかったのだろうと筆者は推測しています。
ということで、両者とも調整機能はありません。
Mグローレドライバーとゼクシオ10ドライバーのコスパはどちらが良い?
現在のドライバー市場では、新品・中古共に、ゼクシオ10ドライバーの方が3000~5000円ほど安く入手できるようです。もともと定価が2000円ほど差がありますので、値下がり幅としては、大きな差はないようです。
ロフトバリエーション
クラブ選びの際のスペック選択は、ロフトとフレックスになります。
ゼクシオ10の方がスペックの幅が広く選択肢が豊富です。
・ゼクシオ10ドライバーのロフト角:8.5、9.5、10.5、11.5
・Mグローレドライバーのロフト角:9.5、10.5、11.5
フレックスは、MグローレドライバーはR、SR、Sの3種類、ゼクシオ10ドライバーは、前述3種類に加えて、R2も選択することができます。
ゼクシオ10はさすがにシニアをターゲットにしたクラブで10代目ということもあり、このあたりのラインナップは充実しています。
以上、Mグローレドライバーとゼクシオ10ドライバーの特徴、共通点、違いを取り上げました。
ドライバー選びの参考にしてみてください。