M6ドライバーとM5ドライバーの違いをまとめました
テーラーメイドから発売のM5ドライバー、M6ドライバーが注目を集めています。同時発売のこの二つのモデルについて、違いをまとめました。
- M5ドライバー、M6ドライバーはそれぞれ2種類ある!
- M5ドライバーもM6ドライバーもヘッドサイズは460cc!
- ウェイト調整機能はM5ドライバーのみに搭載!
- M5ドライバーを極端なドロー設定で試打した結果--ウェイト調整
- M6ドライバーは大胆に低重心・深重心化されている!
- M6ドライバーはM4よりスライサー向き!
- M5ドライバーは、M6よりも重たい!
- M5ドライバー、M6ドライバー関連のおすすめ記事
M5ドライバー、M6ドライバーはそれぞれ2種類ある!
M5ドライバーとM6ドライバーはそれぞれ2種類あります。M5とM6は合わせて4種類のモデルがあります。
M5は、M5ドライバーとM5ツアードライバーの2種類があり、ヘッドサイズが異なります。M6ドライバーは日本モデルとしてはM6ドライバー1種類ですが、USではM6 D-TYPEドライバーというドロー仕様のモデルがあります。USモデルとは言え、日本市場でもUSモデルは発売されていますので、ゴルフショップで普通に見かけることもあると思います。(当記事ではM5ドライバーとM6ドライバーを比較します)
M5ドライバーもM6ドライバーもヘッドサイズは460cc!
M5ドライバー、M6ドライバー共に、ヘッドサイズはルール限界の460ccとなっています。ちなみに、M5ツアードライバーは、435ccと最近のモデルとしてはかなり小ぶりな部類になります。
https://www.aftergolf.net/gekiyasu/club/1/1/11/TE/yhc54547/
ウェイト調整機能はM5ドライバーのみに搭載!
前作のM3、M4の関係と同様に、M5がアスリート向けでウェイト調整機能が搭載され、M6はアベレージゴルファー向けでウェイト調整がなくオートマチックなモデルとなっています。
M3とM5でウェイト調整機能には変更点があり、まずレール形状がY字から変形T字になっています。これにより、ウェイトの可動域が広がり、調整幅が大きくなりました。
M5ドライバーを極端なドロー設定で試打した結果--ウェイト調整
こちらがウェイトをめいっぱいドローに設定して試打した動画です。06:01ぐらいからご覧ください。激しくつかまる弾道の様子をご覧いただけます。
この効果を見ると、スライサーとしては試してみたくなります。
M6ドライバーは大胆に低重心・深重心化されている!
今回のM6ドライバーの特徴の一つに、ヘッドの軽量化とソール後方のウェイトが挙げられます。M6のヘッドそのものはカーボン化を進めてかなり軽量化に成功しています。それにより生み出された余剰重量は効果的に配分され、M6のロゴがあるマスパッド部分は46gの極めて大きなウェイトとなっています。
M6ドライバーのヘッドは、低重心・深重心となっていますので、様々な効果が生み出されます。
- ミスへの許容度が高い、つまり、やさしい
- 重心より上で打ちやすく、打ち出しが高くなる
- 縦のギア効果により、バックスピン量が減る
M6ドライバーはM4よりスライサー向き!
これはM5とM6の違いではないのですが、M6の特徴の一つですので触れておきます。M6を試打した人からは、総じて前作のM4よりもM6はつかまりが良くなったという感想が聞こえてきます。
テーラーメイドとしては、M6のつかまり改善には触れていないようですが、M4でつかまらないと感じていた人にとっては、ありがたい密かな変更と言えそうです。
M5ドライバーは、M6よりも重たい!
標準シャフトのモデルでクラブ重量を比較してみますと、M5の方が重いことが分かります。例えば、フレックスSRで見てみましょう。
M5ドライバー/KUROKAGE TM5 2019 (SR)・・・306g
M6ドライバー/FUBUKI TM5 2019 (SR) ・・・297g
300g近辺で9gの違いがありますので、この点はモデル選びの際に注意しておく必要があります。
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