PING G400 MAXドライバー 試打&評価
PINGゴルフから発売されているPING G400 MAXドライバー。G400シリーズの中で最後に発売されたモデルです。飛距離を求めるゴルファーに人気のPING G400 MAXドライバーについてモデルの特徴、試打の評価を取り上げます。
G400シリーズは当初、3つのドライバーでスタート!
PINGのG400シリーズは、当初G400のスタンダードタイプ、SF TEC、LS TECの3モデルが発売されました。SF TECはストレートフライトテクノロジーの略で、つかまりが良く右へのミスが抑えられるモデルです。LS TECは、ロースピンテクノロジーの略で、低スピンの強弾道で飛ばせるモデルです。
最後に発売されたモデルが、G400 MAX ドライバー!
上述の3つのモデルが発売された後、しばらくしてからG400 MAXドライバーが発売されました。400という数字がヘッド体積を思わせるような数字ではありますが、400ccというモデルはありません。
先に発売された3つのモデルが445cc、そしてG400 MAXは、MAXと付くだけあって460ccのルール限界サイズとなっています。
G400 MAXドライバーの試打と感想--マーク金井氏
・見た目で分かる通りヘッドが大きく慣性モーメントが大きい。ヘッドがブレずらい。
・シャフトのしなりが良いので、ヘッドスピードの速い人向けではない。
・重心距離が長く、ヘッドが回転し辛い。
・スライサーよりはフックに悩むゴルファーの方が向いている。
G400 MAXドライバーの最大の特徴はMOI!
スタンダードタイプと比べて、ヘッド後方部に高比重のソールウェイトと約2倍の重さのタングステンウェイトが搭載されていて、深重心・低重心が実現されています。
深重心であるため慣性モーメントが大きく、ミスへの許容度が高く、球がブレにくくなっています。また、低重心効果によりインパクト時にロフトが立つのを抑えてくれるため、ロフトが低くても楽にボールを上げることができます。
G400 MAXドライバーの試打と感想--鈴木愛プロ
・構えやすい。
・G400は中弾道だが、G400MAXは球が上がるので、アマチュアゴルファーにはおすすめ。
G400MAXドライバーのスペック
G400MAXドライバーは、ロフトが9°と10.5°の2種類。標準シャフトは何種類か用意されており、ALTA DISTANZA 、ALTA J CB カーボン、PING TOUR 173-65、PING TOUR 173-75、ATTAS CoooL 6、Speeder 661 EVOLUTION Ⅳの6種類が公式ページにて紹介されている。
長め、重めといろいろあるので、自分のスイングタイプにあわせて選ぶことができる。
価格は、ALTA DISTANZA、ALTA J CB、PING TOUR 173-65、PING TOUR 173-75が63,000円 (税抜)、ATTAS CoooL、Speeder EVOLUTION Ⅳが75,000円 (税抜)。