ゼクシオ8ドライバーの試打・評価
ゼクシオの8代目モデル、ゼクシオ8ドライバーについて取り上げます。
- ゼクシオ8ドライバー
- ゼクシオ8は「スイング慣性モーメント」で飛ばす
- ゼクシオ8ドライバーの試打と評価
- 1-10-1=-10
- 高反発エリアが10%拡大
- ゼクシオ8ドライバーのスペック
- ゼクシオ8ドライバーの標準シャフトのスペック
- ゼクシオ8ドライバーの販売
ゼクシオ8ドライバー
ゼクシオの8代目ドライバー、ゼクシオ8ドライバー。「いつものスイングで、もっと速く、もっと遠くへ飛ばせる」というキャッチコピーが付けられています。
前作のゼクシオ7ドライバーでは、シャフトが軽量化・短尺化され振りやすくなっており、ヘッドが重量アップされインパクトエネルギーがアップされたモデルでした。
ゼクシオ8は「スイング慣性モーメント」で飛ばす
出典:https://golf.dunlop.co.jp/newsrelease/2013/nws_s64.html
ゼクシオ8のこれまでにない特徴の一つがスイングに着目した点です。プロはヘッドが体の近くで回転するため、ヘッドスピードが速くなり、一方、一般のゴルファーはヘッドが体から遠い位置で回転するため、ヘッドスピードが遅くなるます。この考え方は、上図のアイススケートの回転の例えをみると、わかりやすくなっています。
そして、ゼクシオ8はクラブの方からこの差を埋めれるようになっているため、いつも通りのスイングでヘッドスピードが速くなるというメカニズムです。
ゼクシオ8ドライバーの試打と評価
- ヘッドスピード43m/sで打ったところ、飛距離は202ヤードで飛んでないように見えるが、スピン量が5000を超えている。
- このヘッドスピードだと飛ばないが、ヘッドスピードが遅めの人、弾道が上がらない人は、飛距離が出る。
- 普段はスライスが出るが、ドローでまっすぐ飛んだ。
1-10-1=-10
ゼクシオ7でも取り組まれていたように、ゼクシオ8でも重量配分の見直しが行われています。まず、グリップの重量が10g軽量化され、シャフトも1g軽量化されています。そして、ヘッド重量は1g重量アップしています。
クラブの長さは45.5インチで前作と同じ長さですので、クラブ重量が10g軽量化され前作より振りやすくなっています。そしてヘッドの重量増によるインパクトエネルギーのアップも期待できます。
高反発エリアが10%拡大
出典:https://golf.dunlop.co.jp/newsrelease/2013/nws_s64.html
フェース素材には、高強度の軽比重チタンが採用されており、周辺部が薄肉化されフェース全体の反発性能がアップしています。
また、重心位置がヒール側に設定されていますので、ヒール寄りの反発性能が高まり、ボールのつかまりも良くなる効果が期待できます。
ゼクシオ8ドライバーのスペック
- ロフト角(°):8.5、9.5、10.5、11.5、12.5
- ライ角:58°
- ヘッド体積:460cc
- クラブ長さ:45.5インチ
- バランス:D4(S、SR)、D3(R、R2)
- クラブ重量:272g(R)
ゼクシオ8ドライバーの標準シャフトのスペック
標準シャフトは、MP-800カーボンシャフトです。
レックス | S | SR | R | R2 |
重量(g) | 48 | 46 | 43 | 42 |
トルク(°) | 5.6 | 5.7 | 5.8 | 5.9 |
ゼクシオ8ドライバーの販売
販売価格は80,000円(税抜き)です。