キング F9 スピードバック ドライバー 試打&評価
コブラゴルフから2019年モデルとして発売されているKING F9 SPEEDBACK ドライバーについて取り上げます。
- KING F9 SPEEDBACK ドライバー
- エアロデザイン
- 低重心設計
- DUAL ROLL TECHNOLOGY
- キング F9 スピードバック ドライバーの試打--みんなのゴルフダイジェスト
- 調整機能はホーゼルとソールのウェイト
- 「KING F9 スピードバック」関連のおすすめ記事
KING F9 SPEEDBACK ドライバー
コブラのデジタルカタログによるとF9は「空力性能と低重心の融合を始めて実現したドライバー」と説明されています。
一つずつ個々の特徴を見ていきましょう。
エアロデザイン
引用:https://jp.cobragolf.com/jp/ja/cobra/%E5%95%86%E5%93%81%E6%83%85%E5%A0%B1/f9-driver
リーディングエッジ、クラウンが丸みを帯びていて、クラブフェースからバックフェースへの空気の流れが促進される構造です。空気抵抗の渦も減少し、クラブ速度を増加させてくれます。
低重心設計
マルチマテリアル(複数の素材という意味です)を用いることで、深重心・低重心が実現されています。
DUAL ROLL TECHNOLOGY
こちらはフェースの湾曲度合を変えることで、打点がバラついた時の弾道のズレに対処してくれるそうです。
ローヒール、ハイトゥという表現は、どこかで見たことのあるような来もしますが、オフセンターヒット時にどうなるかをいうのは、人間が打っている以上、永遠になくならない問題だと思いますので、フェース面の構造でこの点に対応してくれるのはありがたいです。
出典:https://jp.cobragolf.com/jp/ja/cobra/%E5%95%86%E5%93%81%E6%83%85%E5%A0%B1/f9-driver
公式HPにはフェースの湾曲度合いの付け方の説明、そして、弾道がどのようになるかが説明されています。T社と異なる点として、フェースの水平方向のセンター軸が7度傾いている点があげられます。
スイングするとトゥ側がダウンするからだそうです。個人的な感覚としても、たしかにそれはあるように思いますので、この設計はなかなか素晴らしい着眼点です。
キング F9 スピードバック ドライバーの試打--みんなのゴルフダイジェスト
- ソールの前後のウェイトは交換できる。ノーマルな状態で前が2g、後ろが10gで重心が深い状態になっている。
- フェースはCNCミルドで、パターで使われている削り出しで、高い精度で削られている。わさってみても分かる。
- 構えてみるとシャローですっきりしている。打感は柔らかく、クラウンのカーボンを感じさせない。
- 前作はヘッドが重すぎて振り辛いと感じることもあったが、今作はそれがない。
- ヘッドスピードは下が42m/s、上はいくらでも使える。
調整機能はホーゼルとソールのウェイト
調整はホーゼル部分でロフト角とドロー設定、ソール部分のウェイトは前後の交換とオプションで重量の異なるものを用意して、かなり幅広く調整することができます。
「KING F9 スピードバック」関連のおすすめ記事